iPhone 4Sのバッテリー容量を2倍に増設してみた
3年近く使ったiPhone 4S
iPhone 6にかえてもいいけど、困ってることといったらバッテリーの劣化くらいで特にかえる理由もないので現行の4Sを改造しました。
普通にamazonとかに売ってる交換用バッテリーに交換するのもいいけど
旅行等でガンガン使うと一日持ちそうにないので、容量を2倍にしてみます。
外付け充電池とか持ち歩くのも充電するのも面倒なのでiPhoneのバッテリー直接増設します。
交換用バッテリーを2個購入
回路を取り出してバッテリーの生足を拝借します。
ちょっと記憶が曖昧なので写真のプラスマイナスは逆かもしれません。
足先の回路は定電圧生成、温度検知、残量計測とかやっていると思われます。
2個のバッテリーを重ねて足を並列につなぎます。
これで容量が2倍になります。
電池の並列で容量2倍は誰でもわかるとおもいます。
充電率の違う電池を2つ並列にすると高い方から低い方へ充電されて安定します。
新品のバッテリー同士ならいいですが、片方が古かったり、種類が違ったりすると安定せずに、壊れるらしいので注意が必要です。
やってるが人いないのでググってもでてきませんが、なにもしなくてもiPhoneの電池残量の表示は2倍に補正されるはずです。
もとが100%→1.4mAh 50%→0.7mAhなら
勝手に100%→2.8mAh 50%→1.4mAhになるはずです。
こういう製品は電圧値で残量測定しているものが多いです。
iPhoneもそうであると仮定すれば、並列にしても充電率と電圧の関係は変わらないためいけるはずです・・・!
動くか確認。オッケーです。
本体に収めますが、厚さ2倍になってるので飛び出ちゃいます(笑)
iPhoneケースならぬ、iPhone本体のケースを作ります。
設計、オシャンティな感じで模様つけます、りんごも忘れずにね。
3Dプリンタで印刷
塗装
合体!完成でーす!!
やや厚くなりましたがポケットに十分入るし問題なし
動作テスト
新品のバッテリー1つと比較したかったんですけど、テストするまえに作ってしまって手元にないので、とりあえず可動時間だけ測ります。
ニコニコ動画でデータ通信しながら動画の連続再生をさせます。結構消耗が激しいのでこれでしばらく持てば良いとしましょうw
結果です。
うんうん。うん?w
4時間再生し続けた辺りでも凄いと思ったんですけど、最後1%の表示で4時間再生し続けました。計8時間です。
たぶんバッテリー1個でやると4時間のところが引き伸ばされたのだと思います。
なるほど、残量の表示が2倍にならなかったんですね・・・w
1%になったらいつ切れるかわからないのは嫌だなあw
ひとまず、これだけの環境で8時間使えれば、普段の使用では相当もってくれるとおもわれます。
表示がおかしいのはiOSをいじればどうにかなるかもしれません。
どうも、ググった感じ電流値を積分して%に反映する計算をしてるようなので
計算式の全体容量を2倍に書き換えてやる必要がありそうです。
以上、iPhone 4Sのバッテリー容量を2倍に増設してみたでした(笑)
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